沖縄の心を歌う言葉 「カヌシャマヨ」とは?
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🎶 沖縄の心を歌う言葉
「カヌシャマヨ」とは?
〜民謡に響く“愛しき人”への想い〜
「カヌシャマヨ(かぬしゃまよー)」は、沖縄や八重山地方の方言で
「愛しい人よ」「かわいいあなたよ」
という意味を持つ、情感豊かな呼びかけの言葉です。
沖縄民謡の中でもとりわけ有名なフレーズで、多くの恋唄や囃子(はやし)詞に登場します。
🎵 代表曲①:安里屋ユンタ(あさどやユンタ)
地域: 竹富島(八重山諸島)
歌詞の一節:
マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨー
意味は…
また逢いましょう、美しく愛しい人よ
内容:
実在した絶世の美女・安里屋クヤマと下級役人との求愛エピソードを描いたユンタ(労働歌)。
三線演奏や舞踊付きで、今も島の祭祀やステージで歌い継がれています。
📺 YouTube: 夏川りみ × 琉神
🎵 代表曲②:かぬしゃまよー
地域: 沖縄本島
内容:
戦後に喜屋武繁雄が作詞作曲した、男女デュエット形式の恋唄。
「カヌシャマヨー(愛しい人よ)」が繰り返され、相手への深い思いを歌い上げます。
民謡ライブや三線酒場でも定番の人気曲です。
📺 YouTube: 国吉真勇・山里ユキ
🎵 類似表現が登場する曲:
十九の春
「十九の春に恋をしたけど…戻れない想い」を歌う有名な沖縄デュエット曲。
カナヨー(=愛し君よ)など、感情のこもった呼びかけも。
📺 YouTube: ネーネーズ ver.
🌺 沖縄の恋唄に流れる “愛しい” という文化
沖縄の民謡には、言葉で想いを伝える力があります。
「カヌシャマヨー」や「カナヨー」などの呼びかけは、
音楽を通して相手への優しさや誠実さを伝える“島の心”。
三線で演奏するとき、ただ音を鳴らすだけでなく、
その言葉に込められた感情を奏でてみてください。
🪕 ご紹介:
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