よくある質問

三線に関する質問 人工皮と本皮(蛇皮)では音質がどれくらい違うのですか?

A.本来、三線はニシキヘビの皮を張るのが基本&伝統です。これを蛇皮一枚張るのが「本張り」で、音が最も良く、遠くまで響きます。ただし、蛇皮は乾燥に弱いので手入れが必要です。「強化張り」は蛇皮の下に特殊な布を張り破れにくくしたものであり、「人工皮」は蛇の模様をプリントした人工の布です。いずれも、音は本張りより落ちますが、皮が破れる心配はぐっと減るので、初心者向きです。

三線の練習の成果を確認したいのですが?

A.当店のリアル店舗「三線学校結い」でユーチューブ及びユーストリームで動画配信用のステージを設置しておりますので、世界配信用やグループ配信をお手伝いします。

セミオーダーは最安でいくらぐらいからお願いできますか?

A.セミオーダーの最安値は13万になります。常時在庫を100挺・本皮張りも100個準備してますので
好みの型・好みの音色をにオーダーされることをおすすめします。

製作期間はだいたいどれぐらいでしょうか?

A. 製作期間は棹は前もって作成、皮張りも音色が確認出来る状態での展示してますので組合わせが決まりましたら最短納期は7日~10営業日以内です。

一番人気の型は何でしょうか?

A. 一番人気の型は真壁型です。棹は豊富に準備してますので好みの1挺が必ず見つかります。

お支払い方法は?

A. オーダー三線は前金50%を頂いた後、完成後に残金50%をお支払いいただきます。お支払い方法は、クレジットカード決済(VISA、Master、Amex)、銀行振込、ゆうちょ振替、または店頭で現金払いにて御願いしています。なお、ネットショップで取り扱いしております完成三線や三線小物に関しては、上記の他、コンビニ決済、代引きも対応しております。

※Square、Squareインボイスを導入し、全商品に対してインターネット、店頭でのクレジットカード決済(VISA、Master、Amex)に対応しました。

セミオーダー三線完成後の受け取り方法は?

A.直接引き取りにご来店いただく方が多いですが、スケジュール調整が難しい場合は、郵送にて引き渡しを行っております。

本皮一枚張りは音は良いけれど破れやすいと聞きました。沖縄県外で本皮一枚張りはやめたほうがよいでしょうか?

A. 本皮一枚張りでも、毎日弾いてると切れにくいです。保証も1年付いてます。皮を強めに張ると切れやすいですが、やや緩めくらいの張りだと5年以上切れずに使ってる方も多いです。良い音が欲しい場合は本皮をおすすめします。

セミオーダー依頼をして、製作途中にキャンセルすることは可能ですか?また、完成後に相性が合わない三線だったらどうなりますか?

A.お客様ご都合でのキャンセルの場合、キャンセルはできますが、内金の返金は致しかねます。完成後に相性が合わない場合は、内金の返金はできませんが返品を受け付け致します。

三線初心者ですが、独学でも習得は可能でしょうか?

A.当店独自の練習ソフト(ウェブ三線教室・スカイプ三線教室・フラッシュ工工四習得ソフト・調弦ソフトお調子もん・ユーチュブ練習動画)等を利用しての練習方法でサポートしますので独学可能な状態で練習が出来ように指導致します。

三線の発表会等をインターネット配信出来ますでしょうか?

A.メールか電話で御相談下さい。動画撮影・動画編集・動画配信のお手伝い致します。

三線やエイサー関連のライブをインターネット配信出来ますでしょうか?

A.メールか電話で御相談下さい。動画撮影・動画編集・動画配信のお手伝い致します。

学校での三線練習曲を習得したいのですが、可能でしょうか?

A.学校の先生用で無料開放の三線教室がありますので是非、練習をなさって生徒さんへ御指導をお願いします。

目標を持って三線の練習をしたいのですが?

A.三線学校結いで「新人賞」「優秀賞」「最高賞」「グランプリ」等の資格審査にチャレンジして下さい。 目標を持て練習すると上達が早くなります。当店の主催する、インターネット安里屋ユンタ大会へ是非チャレンジして下さい。 全国一の安里屋ユンタの歌い手に挑戦して下さい!
商品の発送状況・購入履歴を確認したいのですが?

三線の本体にうまや絃はついてますか?

A.はい。うま、絃、糸巻き(カラクイ)、胴巻き(ティーガ)、糸かけ、唄口と、最低限楽器として音が鳴る装備はついてます。

皮の種類に本張り、強化張り、人工皮などありますが、どう違うのですか?

A.本皮は強化張りの場合、人工皮と大差ありませんが、本張りの場合、明らかに音が違います。また、蛇皮の良い部分を使うことで音は良くなるのですが、本張りの方が違いが明確になります。
ただ、強化張り・人工皮も、初めて楽器を弾く方には申し分ない音のレベルです。カンカラ三線との音の違いは素人でもはっきり分かります。

皮のA・B・Cは何が違うのですか?

A.一口に「本張り」と言っても、実はその中でもランクがあります。ランクの違いの第一は「使用する皮の質」で、第二は「それを張る職人の技術」です。いずれも音に影響する要因です。一般的に知られていませんが、輸入業者や職人がニシキヘビの皮を仕入れる際、皮の良し悪しによって仕入れ値が変わります。皮の色や模様、ウロコの目のなどいろいろなものを見て、職人は皮の質を判断し、製作する三線にあったものを使っていきます。

これをお客様で指定できるよう、「A、B、C」と皮のランク分けをしております。A、B、Cの順に良質の皮で、良い音が出ます。

職人の腕によっても本張り三線の音は変わります。人工皮や強化張りと比べ、本張りは一人前に張ることができるようになるまで何年も修行が必要です。皮は張る強さで音の高さや大きさが違うのですが、これはベテランでないと最適な調整ができません。

本張り(蛇皮一枚張り)の三線は、三線職人歴40年以上のベテランによって製作・調整されていますので、安心してお求めください。

三線の皮はハブですか?

A.ニシキヘビです。沖縄の楽器で蛇の皮を使っているので、そう連想する方もわりと多いようですが、ニシキヘビの皮を輸入して使用しています。巨大な蛇でないと皮が足りなくて使えないからです。

木の材質の違いで音も違うのですか?

A.違います。堅い材木ほど音の響きが良いといわれてます。三線に関する質問 紫檀や黒檀などはどうして値段が高いのですか?何が良いのですか?一つは、まず三線の音が良くなることです。もう一つは、安い木より曲がったり反ったりせず長持ちすることです。

「スンチー塗り」ってなんですか。

A. 三線と言えば黒のボディを想像するでしょう。昔は漆を塗っていたようです。塗料を塗らないと、水や熱に弱くなる、手垢がついて汚くなるなどの弊害があります。塗料を塗ると木の模様は一切消えますが、木目調の美しさを出すために、透明な塗料を使って塗るのが「スンチー塗り」です。

スンチー塗りは普通の塗りより技術が必要で、若干値段も上がります。

ちなみに三線にはいろいろな技術が必要ですが、「塗り」の技術を持つ人は少なく、沖縄県内でも人材不足に悩んでいます。

三線にマイクを取り付けることはできますか。

A. できます。ご注文の際にお申し付けください。

「工工四」ってなんて読むんですか。

A.「くん(工)くん(工)しー(四)」と読みます。沖縄の伝統的な楽譜です。

うまがないと音が鳴らないのですか?プラスチック製と竹製に違いはありますか?

A.うまがないと絃が胴体に張り付き、音が鳴りません。うまは竹製のほうが音が良いです。

三線を選ぶときのポイントを教えてください

A.初心者、経験者の方ともに、1番簡単でわかりやすいポイントは「ご予算」です。3万円以下なら人工皮、4万円までOKでしたら、本物の蛇皮を使った三線のセットがご購入いただけます。
それ以上のご予算でしたら、価格に応じてご提案させていただきますのでご相談ください。つぎは音質です。
クリアで硬めの音がおすきなら人工皮がいいですし、柔らかくあたたかみのある音がおすきなら蛇皮のほうがいいでしょう。
また、マイクを通して演奏する機会が多い場合(とくにピックアップ)は、音質の安定して抜けのいい人工皮が適しているといえます。

初心者は、人工皮のほうがいいのでしょうか

A.演奏方法についていえば、人工皮も本皮も変わらないので、初心者だから人口皮のほうがいいということはありません。また、お手入れ方法も、最近はほとんどの本皮三線は、「二重張」という人工の強化生地を下地にしてその上から蛇皮を張る加工を施しているので、人工皮同様に自然に破れる心配はまずなく、特別なことは必要ありません。

ただし、一般にお値段は人工皮のほうが若干安い(※)ので、その点では「試しに弾いてみたい」という初心者の方でもお求めになりやすいかもしれませんね。

(※)棹の材質が同じ場合。棹材によっては、本皮より人工皮のほうが高いこともあります。

調絃が不安なのですが・・・

A.調絃は初心者の最大の壁の一つですね。楽器経験者は耳で合わせられるのですが・・・。これは楽器との付き合いの長さによると思うので、耳で音が聞き分けられるまで頑張ってください。

大丈夫。初めから耳で調絃できる人はいませんよ。慣れるまではこちらの調絃用具をお使いください。

三線のオーダーメイドは受け付けてますか。

A.セミオーダーも受け付けております。オーダーメイド三線も可能です。ご相談ください。

海外からの注文も大丈夫ですか?

A. 海外からの注文・海外への発送も可能ですが、国によってはニシキヘビの輸入が禁止されていたり、またメンテナンス用品が手に入りづらかったりするので、三線は人工皮をお勧めします。なお、地域と重量により送料が変わりますので事前にお問い合わせください。

とにかく安くすませたいのですが。

A. 安く押さえたい気持ちは分かりますが、何事も初めが肝心なので、教材は良質なものを用意しましょう。あまり安くしようとすると、結局何もできなくて挫折の原因となります。どうしても安くすませたい方へのお勧めは、¥24,800のトライアル三線セットです。多分一番お得です。

ライブ用にお勧めの三線や必要なものはありますか。

A.六絃三線や赤い三線の本張りだと、見た目も音もGoodです。あとは、三線にマイクを取り付けるのと、ストラップがあると良いでしょう。

ちなみに新しい絃は張りがあって、音が少々変わることがあります。新しい絃を使うときは、ライブの2~3日前には交換して音に慣れましょう。

教室に通わないと三線は学べませんか。教材だけで大丈夫ですか。

A.教室やサークルで、先生・先輩などに教えてもらったほうが上達が早いのは確かです。が、教材だけで上達している人も多いです。「やる気次第」と言えばそれまでですが・・・。当店でも独学するための最適な教材を選んでいるつもりですが、当然ながら実力は練習量に比例します。ミュージシャンとして成功を志す若者はみんな独学でギターを学んでいるではないですか。

教室に通えなくても、是非それくらいの気合で頑張ってみてください。

つめはどのように選べばよいですか?ギターのピックなどでも弾けますか。

A.指のサイズは人それぞれですね(-_-;)。初めは広めのものを選ぶとあまり失敗しません。また、つめは大きなものより小さめのものが弾きやすいです。不安な方はギターピックでも弾けますので、お近くの楽器屋で購入してください。

練習の音が近所迷惑にならないか心配なのですが・・・・

A.「小音うま」という、音を小さくする秘密アイテムがあります(^-^)v

胴の本皮の鱗(ウロコ)が取れてしまいます。どうしたらいいですか

A.蛇皮からはがれるのは、鱗(ウロコ)ではなく、鱗の上についてる「薄皮」なんです。
これが綺麗に剥がれ落ちてから蛇皮の乾燥が進み、音が良くなっていきます。ですから、特に気にしないで大丈夫です。鱗(ウロコ)自体がめくれ上がってきても同様です。これは、蛇皮が乾燥が進み、だんだんいい音になってきている証拠です。購入直後に胴部分の一部に色ムラがあるように見える場合は、鱗の薄皮が剥がれ落ちて蛇皮の本来の色になっているのだと思いますので、この場合は上に書いた理由ですので心配いりません。

カラクイがまわって糸が巻けません。どうしたらいいですか

A.カラクイがくるくるまわる、滑ったりするのにはいくつかの原因が考えられます。×1.巻き取った絃[チル]が棹側(差し込み口)に寄って当たってしまい、カラクイが押し戻されている。(写真)
×2.カラクイの先端が、差し込み口の大きさにあっていないため、うまくとまっていない。
×3.カラクイの摩擦力が働くような差し込みをしていないので滑ってしまう。それぞれ、解決法は以下のようになります。○1⇒絃[チル]を少しゆるめた後に巻きなおし、差し込み口にかからないようにする。
○2⇒カラクイの先端部を削るなどして、太さを調整する必要があります。自分でできない場合は、専門家にやってもらうのがよいでしょう(当店でも承っています)。
○3⇒ふつうにくるくる回すのではなく、巻くのでも緩めるのでも、カラクイの先端部を差し込み口にねじ入れるような感覚で動かすのがコツです。うまくできているときには、手には適度な摩擦感(きゅ、きゅ、という感触)が伝わってきます。ただし、あまりきつくねじ入れすぎると折れてしまいますので、力の加減には気をつけてください。
慣れればさほど難しいことではありませんが、はじめは上級者や先生など、慣れている人に教えてもらいながらやるのがいいでしょう。

基本の手入れを教えてください

演奏後はウマをはずし、棹は、乾いた柔らかい布で拭きましょう。
人工皮、二重張三線は、乾燥や湿気を避けていれば特別なお手入れは必要ありません。
蛇皮一枚張りは冬場の乾燥に弱いので、表面の渇きが気になるときには、蛇油またはハブ油を皮に直接軽く塗るのが良いでしょう。蛇油やハブ油が無い場合は、ハンドクリームを手に塗った後、皮をなでるように塗り付けるだけでもOKです。
二重張でも、乾燥が気になる場合には、同様の手入れを行ってもよいでしょう。
どちらも軽く塗る程度でよいので、油(クリーム)のつけすぎには注意してください。一番よいお手入れは、毎日少しでも弾くことです。
皮に刺激が与えられて柔軟度が増し音もよくなります。

ウマ(駒)の向き・立て方・立てる位置など教えてください

A.◆ ウマ(駒)の向き ◆
ウマを平らなところに立てて横から見て、傾斜がついている側が[表](竹製の場合はツルツルしている面)、 垂直になっている側が[裏](竹製の場合は横に筋が入っている面)になります。表が棹側、裏が猿尾側になります。横からみると、少し猿尾の方に傾いたようになっています。
向きを間違えると演奏中にバタンと倒れ、角が折れたりしますので注意してください。◆ ウマ(駒)の立て方 ◆
棹と胴の接続部あたりの間から指を入れ絃[チル]を持ち上げます。
絃[チル]をしっかり持ち上げ、ウマを立てウマの溝に絃[チル]をのせます。◆ ウマ(駒)を立てる位置 ◆
糸掛けの部分から指3本から4本くらいの位置です。(目安としてチーガの3分の1くらいのところ)
その位置までウマを少しずつずらして調整していきます。
(皮に傷がつかないよう蛇皮にあたる方を引きずらないように注意してください。)

竹製のウマとプラスチック製のウマはどちらがいいのでしょう

A.竹製のウマ(駒)は、音の響きがよくなりますが、かけやすく、プラスチック製のウマ(駒)は丈夫ですが、滑りやすいです。どちらも一長一短があり、選ぶ際にはどちらを優先するかということになると思います。
竹製のウマを使用するときに、プラチック製のウマを予備として持っておくのもいいですね。

保管するとき、気をつけたほうがいいことを教えてください

A.保管するときはウマをはずします。人工皮、本蛇皮ともに、直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所、高温多湿、乾燥しすぎる場所を避けて保管してください。
しばらく弾かないとき、ケースに入れっぱなしにするのは避けましょう。三線立て(ギターなど他の楽器用のものでも可)に立てておくか、壁にフックなどを取り付け、カラクイにひもをひっかけてフックに吊り下げるなどの方法でおいておくと、不用意に倒して傷をつけたりカラクイを折ったりしなくてすみます。

三線を横に寝かせて保管しても大丈夫ですか?

A.特に問題ないでしょう。三線自体が作られて間もないものであれば、寝かせて保管すると裏面の乾燥が悪くなることも考えられますが、購入してから時間が経っているのであれば乾燥の問題もないでしょう。

ウマを倒し、安全に保管できるのであれば寝かせた状態での保管でも大丈夫です。

なぜ、湿気や乾燥がいけないのですか

三線の棹や胴(チーガ)の枠は木製なので、乾燥や湿気で劣化します。たとえば木製のたんすの引き出しが夏と冬で開け閉めのしやすさが変わるように、木材は湿度に多かれ少なかれ影響を受けるのです。
具体的には、極度の乾燥はひび割れの原因になり、高湿度はゆがみ(反りや曲がりなど)の原因になります。棹の変形によって、音がシャカシャカ不快な音で響くようになったり、正しい位置で絃[チル]を押さえても音が正確に鳴らなくなったりします。また蛇皮も、乾燥により亀裂が入ったり、湿気を含んで音が悪くなったりするなどの影響が出ます。乾燥と湿度の高い状態に交互におかれると、皮が伸縮を繰り返していたみが早まることにもなります。とくに一枚張では湿気や乾燥は確実に破損(ひびや破れ)を早めますので、気をつけてください。

三線を車に入れて移動したいのですが、熱は大丈夫ですか?

A.上の回答にもあるように、室内の温度に注意してください。運転中は大丈夫だと思いますが(あまり暑すぎると運転手がもたないので)、三線を車に放置しておくのはおやめください。

★海外へ三線を持ち込みたいのですが。国によってはニシキヘビの皮の持込を禁止しているところもあるので、本皮三線の場合はご注意ください。

三線を弾かないときにウマ(駒)はどうしたらいいですか

A.三線を弾かないときは、ウマを倒してください。弾くときに立てて、三線の練習が終わったらウマを倒すのが基本です。
チーガー(胴)の皮を傷つけないようにゆっくり倒して、絃[チル]にそのままはさんでおくといいでしょう。持ち運びの時には絃[チル]からはずし、ティーガー(手掛)のヒモにかけておく方が良いと思います。このときも竹製のウマは欠けやすいの注意してください。

三線を弾きながら歌を歌いたいんですが、キーが合いません。

A.三線は普通C-F-C(ドーファード)で合わせますが、女性は低いと感じるのが普通です。その場合は一段ずつずらして、D-G-Dにしてみてください。音が高いと感じる場合は、B-E-BやA#-D#-Aにあわせてみましょう。

三線は本来歌い手の声の高さにあわせて調弦する楽器ですので、音を上げたり下げたりしながら、ご自身が歌いやすい音域を探してみてください。

絃がだんだん緩んでくるのですが・・・

A.糸巻き(カラクイ)を締めなおしてください。また、時間とともに絃自体も伸びてきます。

本皮の三線のウロコがはがれてくるのですが。

A.よくある質問ですが、蛇は脱皮する生き物なので、ウロコは自然とはがれてきます。
ウロコがはがれてきたら、ガムテープなどでべたべた取ってしまって構いません。
店で販売するときも、ガムテープなどでウロコを全て取った状態でお客様にお渡ししてます。いくらとってもウロコが全部なくなることはありませんのでご安心を。

絃が切れてしまいましたが、普通の楽器店などで売ってますか?

A.初心者、ベテラン問わず、絃は切ってしまうものです。三線専用の絃を使わなければならないので、普通の楽器店には売っていません。
近くに三線の取り扱い店や教室・サークルなどがあれば問い合わせてみてください。
当店で注文することもできます。釣り糸などで代用はできませんのでご注意下さい(^^;

糸巻き(カラクイ)が滑って固定されないのですが。

A.これもよくある質問です。いくつか方法があります。
まず、左手で、絃を最初まで緩めてしまいます。それから、左手で絃を引っ張りあげるように右手で糸巻きを巻きあげていきます。その時に絃は穴から棹よりに巻いて下さい(カラクイの太い方向)。カラクイ全体に巻き上げると、絃の強さに負けて戻ります。ぎゅっとしめながら巻いて下さい。それで戻らないと思います。まずはお試し下さい。
また、松脂やチョークをつけると滑りにくくなるので、こちらもお試しください。打倒!カラクイの戻り

糸巻き(カラクイ)が折れてしまいました。

A.当店で再度カラクイをご注文ください。カラクイは細いので折れやすいです。
そのため、少しでも丈夫にするよう、ほとんどのカラクイが黒檀製です。

弾かない時はどのように保管しておけばよいですか。

A.人工皮はケースなどにしまって構いませんが、本皮製はケースや袋に入れたままの保管は禁物です。生き物の皮ですので、空気の通わないところはあまりよくありません。
また、直射日光があたる、異様に寒い、異様に暑い、一日の温度差が激しい、乾燥している、こういった場所は避けてください。冬場のガンガン暖房やヒーターのあたる環境も、乾燥で皮の破れる原因となります。また、三線は立てておこうにも立たないので、こんな時に三線スタンドがあると便利です。ギター用のスタンドでも代用できます。折りたたみできるものだと野外への持ち出しの際にも重宝します。