多幸山（たこうやま）

読谷からヤンバルに抜ける国頭街道の一代難所といわれた
多幸山にはフェーレー（追いはぎ）が出没して恐れられた。
山賊をも恐れぬ喜名の高波平とは如何なる人物か。久良波村
の美しいノロ（祝女）とデートの帰りに多幸山をツカツカ
と帰って行ったという。「恋尽（プレイボーイ）がやたら
武士がやたら」（いちゅび小節）。ともかく囃子言葉も
面白い。

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