汀間当（てぃまーとう）

琉球王朝時代、久志間切汀間村に丸目加那（目の大きな
加那ちゃん）という、それはそれは美しい美童がおりました。
その美しさは、村の青年達も声をかけるのをはばかる程でした。
そこへ首里からの神谷という中年役人（王府の御用品を収納
する請人）赴任します。彼の世話役を仰せられた丸目加那と
神谷はたちまちにして恋仲となりました。面白くないのが村
の青年達。汀間当の旋律に乗せて二人のスキャンダルを詠んだ。

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