仲順流り(ちゅんじゅんながり)
仲順流り(ちゅんじゅんながり)
エイサーとは
今や沖縄の夏の風物詩としてすっかり定着
しているエイサー。エイサー とは簡単に言うと
盆踊りのことです。旧暦の7月15日の盆の夜、
エイサー衣装を身にまとったその村の青年男女
が集まり、三線・太鼓、パーランクーと賑やかに
歌い踊ります。まずその村の鎮 守の神へ踊りを
奉納して、祖霊の供養を行い、その後村の各家々
を回り、その家の無病息災と家庭の繁栄を祝福
します。三線の地謡(ジーウテー)に合わせて
踊り手(舞方=メーカタ)が「エイサーエイサー
ヒヤルガエイサー」とはやしながら踊ります。
この囃子言葉」のエイサーが名称の由来と
なります。ひとくちにエイサーと言っても
沖縄各地にいろいろなエイサーがあり、踊りも
変われば演奏される曲も地域や団体によって
変わります。その中でもここで取り上げた七曲は
エイサーを代表する曲ですそれ故、
技術的にも高度です。本講座での演奏者は「尺」
の音を小指で弾いたり、薬指で弾いたりして
いますが、それは自分の納得する音を探し求めて
いるからにほかなりません。また、歌と三線との
タイミングも難しいと思いますが、しっかり練習
してあなたもエイサー地謡に加わりましょう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
新垣良実(あらかきよしみ)
14歳から三線に興味を持ち始め、自己流で三線
を練習した。平成11年には神谷幸一師に師事。
平成12年には琉球民謡協会から新人賞を受賞。
平成14年には琉球國民謡協会から優秀賞
を受賞。平成16年には琉球國民謡協会から
最高賞を受賞。第15回ラジオ沖縄主催新唄対象
にて楽曲「夢は大きく民謡歌手」 で
グランプリ受賞。第17回ラジオ沖縄主催
新唄対象にて、楽曲「美童ぬ花」で2回目の
グランプリ受賞。現在、琉MC、民謡しんせき、
ソロとして県内外で活躍中!また、
アーティスト活動の傍ら音楽プロデュースも
手掛ける。
歌手名 | 新垣良実 |
ジャンル | 島唄(琉球民謡) |
レベル | ★★★ |
ページ数 | 2 |
ファイルサイズ | 4,600KB |